写真家・倉島水生による個展「Reflection」に合わせ制作されたzine。
空を見る時、水を見ている。
私は25年前に「水生」という名前を持って生まれ、物心がついて以来、常に水の存在を意識し、考え続けてきた。
水は日々の生活の中で最も身近であり、最も奇妙な存在だ。私たちは現在進行形で水の惑星の上に立ち、毎分毎秒、奇跡を目の当たりにしている。そして水を見ることは自分を見ることでもあり、生命や宇宙を感じる行為でもある。
この数年間、自分の中で変化し続けた水という存在を都度撮影してきた。この写真群は水のドキュメンタリーでありポートレートでもあり、そして私たちそのものでもある。
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A5size, 40p